2008年12月に、本書の著者であるLLP漢方研究有識者会代表・武本和枝さんの夫が肝臓ガンと告知されました。翌年2月に「余命1カ月」と宣告され、生きる可能性を求めて中国・北京の病院で漢方治療を受けました。夫がガン告知されてから、余命宣告、漢方療法を受け、その結末までの体験記録――セカンドオピニオン、インフォームド・コンセントの問題、治療の選択肢、そして末期ガンと宣告されて受けた漢方療法のことなどから、 「末期ガンでも決してあきらめてはいけない」と心に誓いました。著者は、その体験を本書を通して今、ガンに苦しむ多くの人たちに伝えることを使命としています。

今回、『総合医療でガンに克つ』(星雲社発売)2010年1月号で、『余命1ヵ月!――「ガン宣告」された夫と妻の感動の記録』の著者・LLP漢方研究有識者会代表・武本和枝さんに訊く――と題して、医療ライター・佐藤弥生さんからインタビューを受け、その記事が掲載されましたので紹介します。

 
医学監修の孫苓献先生が講演会のために来日した折に著者と対談
入院した当日、病室で回復を誓う

 

あなたの愛する人がある日突然、「余命1ヵ月」という宣告を受けたら、あなたはいったいどうするだろうか?

本書は、37歳という若さで夫に肝臓がんが発見され、夫との闘病生活を記した妻の記録である。「余命1ヵ月」と宣告されても最後まで諦めず、希望を求め、果敢に「生きること」にチャレンジした夫婦の物語である。
本書にはエッセイストの逸見晴恵さん(NPO法人がん患者団体支援機構監事)が推薦文を寄せている。

医学監修は、広州中医薬大学中医学博士・北京振国腫瘍病院副院長・孫苓献医師。

――このたびは『余命1ヵ月!〜「ガン宣告」された夫と妻の感動の記録』(発行・蕗書房、発売・星雲社)という本を出版され、おめでとうございます。

内容を拝読いたしますと、37歳という若さで肝臓がんになり、亡くなってしまわれたご主人様との闘病の配録ということで、とてもつらい時期を乗り越えてのご出版だったと思いますが、最初に本書を出されたきっかけから教えていただけますか。

武本 はい。私は今、「LLP漢方研究所有識者会」でLLP(経済産業省の所轄で、有限責任事業組合)の資格を得て、「漢方ドットコム」というサイトを運営していますが、今まで主に会員の方から健康のことや、がんの相談、そしてそのほか難病に苦しむ方々からの悩み相談などのアドバイザーを務め、サポートを続けてきました。

現在では、この組織のまとめ役をしておりますか、私自身がこうした仕事に関わってから5年目、がんという病気で、自分の夫と死別することになりました。

そこで今回、自分の体験も含めて、今現在、がんで悩んでいらっしゃる方、あるいはご家族ががんで苦しんでいらっしゃる方々に、「最後まで決して諦めないで」という思いを込めて、本書を書かせていただきました。

 
   

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